50年前は、小樽港内どこでも自由に入ることができて、釣りができました。今の勝納埠頭あたりには、通称トランポといって、石炭の積み出し施設があって、そこの岸壁でもよく釣りをしました。
ところが、今は…
なんじゃ~これは!
海上における人命の安全のための国際条約(SOLAS条約)
1912年のタイタニック号海難事故を契機として、船舶の安全確保のため…云々…日本は1980年5月15日に加入した。
2001年のアメリカ同時多発テロを契機に2002年に改正が行われ(改正SOLAS条約)、テロ対策として港湾関連施設についても侵入防止等の保安対策を強化することが義務付けられた。
日本のSOLAS指定港湾。2015年現在、日本では111ヶ所の港湾が指定されており、都道府県別で見ると北海道が最も多い(石狩、小樽、留萌、函館、室蘭、苫小牧東、苫小牧西、釧路、根室、十勝、紋別、網走、稚内)。改正SOLAS条約の基準を満たせない場合、日本船舶が外国の港湾に停泊できなくなる可能性があるため、指定区域はフェンスで厳重に隔離され、発見された侵入者は例外なく逮捕されている。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
なぬ?侵入者はテロリスト!
…ゆうことですな。
実際に小樽港内の釣りが可能であると思われる場所を青色の線で示しました。
※2021年9月29日調査
小樽港内岸壁の総延長が約7kmで、青色の部分が約2.8km、全体の約4割。
ソーラス条約だけではないですが、入れない、釣り場がない部分は、全体の約6割を占めています。何でもかんでも柵とフェンスを張り巡らせれば、条約遵守、貿易外交上OKって感じで、これって本気のテロリスト対策……
……そんでもって、浜は護岸とテトラ、海岸線はトンネル切り替え、トンネル出入り口封鎖。こんなんでさぁ「いんやいやぁ、一体オレら、どこで釣りしたらいいのさ!(北海道弁)」今日のおっちゃんは、怒りと興奮で少々血圧上がり気味です。
あ、先週オホーツクで散々だったのは、今回の記事とは全然関係ないですよ。 ん、思い出した、ムカムカ、腹立つわぁ~!
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