外は大荒れ、海にも行けないんで、iPhoneに向かいブログ書いてました。
仕事柄、全国をまわることが多いのですが、以前、イカで有名な佐賀呼子の漁港で、漁師のおばちゃんが魚箱で、胴長20センチくらいのぷっくりしたイカを売っていました。
「このイカなんて言うの?」と聞くと「ヤリイカだよ」と答える。
いやいや、ヤリイカちがいますやろ〜と、切り返すと、絶対ヤリイカと答える、そんな押し問答がしばし続く…
自分は、すでにケンサキイカだと気づいていたが、やはり後で調べると、呼子地方では、ケンサキイカをヤリイカと呼ぶらしい。
では、ヤリイカはなんて呼ぶかというと、シロイカだそうである。ちなみに、金沢ではケンサキイカをアカイカと呼ぶので、何ともややこしい話だ。
金沢の回転寿しでは、ケンサキイカの耳を茹でた握りをよく頼むが、歯ごたえ、甘み、うん絶品!
アオリイカなどを除くツツイカ系では、知る限りケンサキイカが最高に旨い。正直ヤリイカよりも味は上だと思う。なにが違うかと言えば、それは甘みである。
あえて言うなら、マメイカ、正式にはジンドウイカだが、それを大きくしたのが、ケンサキイカだと思ってもらってよい、かな、笑
ヤリイカとケンサキイカの決定的な外見の違いは、触手にある。ケンサキイカはマメイカと同じく触手が長い。ケンサキイカやマメイカは、攻撃的なイカなのかも知れない。
攻撃的なという意味では、マイカもかなりの強者だということは、皆さんご存知のことでしょう。
素潜り漁師が、ダイオウイカを捕獲したというニュースがあったが、なんとそのダイオウイカは、漁師に襲いかかってきたという。
想像してください。胴長が数メートルのイカが、自分に襲いかかってきたら…絶体絶命、ですよね。
マメイカに襲われる、小魚状態、いや、人間ははあんなに早く泳げないし、完全にアウト!
ちなみに、投灯の下のマメイカは、小魚と同等のダッシュ力あり、見ていて驚きます。
そうそう、余市の網にアオリイカが入っているらしいしい。小樽の厩で釣れることがあるらしい。アオリイカは基本的に底に居つく性質があるので、狙うならその辺りを考慮すべきか。
アオリイカのエギングを見ると、必ずエギ着底から、シャクって誘い上げフォールで乗せる。ヤリイカはあまり激しいアクションはよくないし、棚はまちまちの場合が多い。自分は、ヤリイカ狙いは、ほとんどエサ撒きエギの浮き釣り。
数年前、長崎五島列島に行った時、地元エギンガーの好意で釣れているエギを借りたが、誘いが悪いのかサッパリであった、というか初アオリイカのチャレンジは0であった。
いまだ、アオリイカ未体験なので、東京の知り合いがカワハギとアオリイカをセットした船釣りをセッティングしてくれた。果たして、仕事のスケジュール調整や天候など、うまくいくのか、まだどうなるか先が見えない。
秋の夜長、長くなりましたのでイカ談義はこの辺で、イカだけに〆ます…キュッ